刺し身やお寿司など色々な食べ方があるマグロですが、その特徴をやうんちくを知っておくと何かの役に立つかも知れませんね。居酒屋などでマグロを食べる時のうんちく的な話題でも面白いでしょう。
まずマグロの名前の由来を確認してみると、江戸時代にさかのぼる事になります。海面から黒い背中を出しているマグロを見た漁師がその見た目から「真黒」と呼び出した事が発祥とされています。我々は刺し身などの切り身で見る場合が多いので、背中が黒いという事はあまり馴染みがなかったですね。
そしてマグロはどうして赤いのかという疑問があります。これはマグロの特性として常に海の中を泳ぎ続けているので、筋肉が非常に発達していきます。これによって筋肉を動かすためのヘモグロビンが発達する事に由来します。ヘモグロビンは赤い色素が付いた物なので、身が赤くなるといううんちくがあります。
その他素朴な疑問的なうんちくとして、マグロ一匹から刺し身に換算すると何人分が取れるのかというのも気になる部分ですね。マグロは身体の約7割が脂身などでできていますので、体重が300㎏のマグロから取れる量では200㎏程となり、これは刺し身でいうと2000人前分の量となります。マグロのスケールを感じる数字となっていますね。
マグロ料理の人気もうんちくとしても知っておきましょう。やはり定番は刺し身やお寿司ですが、変わり種としてステーキやしゃぶしゃぶなどを提供するお店が増えています。他にもマグロの味噌漬けのような料理は、一部の郷土料理店などで提供されていますので一度味わってみるのもおすすめします。