マグロは日本人が大好きな魚のトップクラスに挙げられ、お正月など特別の日に刺身やお寿司で食べることが多いです。
けれど一言でマグロといっても、さまざまな種類があります。種類によって体の大きさや味が違ううえに、寿命も変わってきます。マグロ好きを自負するなら寿命もチェックしなければいけないと思い、調べてみました。
マグロのなかでも高級品に分類されるのが、クロマグロです。
このマグロは日本人の思い入れが深い魚で、大きいものでは150キロを超えるほどに成長します。成熟するには約3年ほどかかり、寿命は20歳以上とも言われています。
ミナミマグロも寿命が20歳ほどと長いですが、成熟するまでにクロマグロの倍以上の8年ほどかかるのが特徴です。高級品のため、刺身やお寿司など、素材を活かす食べ方をするのが一般的のようです。
メバチは名前のとおり目がぱっちりとしていて、赤み部分が多くなっています。関東ではバチとも呼ばれ、成熟するまでに約3年ほどかかります。寿命は15歳以上です。
キハダはヒレや体の一部が黄色みがかっているのが特徴で、関西で好まれています。体の大きさはメバチとほぼ同じ2.5メートルほどで、成熟するまでの期間も3年ほどと同様です。しかし寿命は7歳から10歳ほどと、少し短くなっています。
ビンナガは世界中の海にいる小型のマグロで、缶詰によく利用されています。ビンチョウマグロとも呼ばれて、寿命は約16歳ほどです。