マグロは成長すればするほど大きなサイズになる魚で、基本的に大きなサイズのマグロであれば脂も乗って味が良いという基準になっています。
マグロの平均重量は種類によってかなり大きな差があります。
クロマグロはマグロの中でも最大級とされている種類で、平均重量は300kgまでにも達します。世界の最大記録は500kgとされていてかなり重たいことがわかります。
次にミナミマグロはクロマグロよりも小ぶりで平均重量は100kgとなっていて、数字を見ただけでもその違いがよくわかります。この種類の最大重量が150kgなのでそこまで大きな差がないです。
メバチマグロは平均重量が150kgまで成長し最大は200kgで、キハダマグロは平均で200kgまで成長します。このように大きさや体重は種類により千差万別となっていて、解体ショーなどで用いられるものを購入すれば大体の大きさや熟成度がわかってきます。これにより味の推測ができるようにもなると言われています。
また、ビンチョウマグロは他のものと比較するとかなり小ぶりで、40kg程度が平均になります。最大でも60kgなので人の体重とそこまで変わりません。また美味しいマグロを見分けるコツは、重さではなく色であることもわかっています。色が鮮やかで赤み帯びているとそれが新鮮な証拠です。逆に色が緑だと病気の可能性がありますし、黒みがかっていると鮮度が落ちており味もよくないとされているので買わないほうが良いです。