マグロの刺身は魚料理の中でも大人気ですが、血合いの部分はあまり食べられていません。血合いは確かに魚特有の臭みが凝縮しており、敬遠する人も多いです。スーパーでもマグロの刺身に比べると、血合いの部分は刺身の半分、いいえもっと安く売られています。
しかしマグロの血合いには、ビタミンAやB、抗酸化作用を持つビタミンEなどが豊富。また青魚に多く含まれ、健康と美容成分であるEPAやDHAも血合いには含まれています。マグロの血管が集まった部分ですので、もちろん鉄分やマグネシウムも豊富に含まれています。
値段も安くて栄養成分も高いマグロの血合いは、コスパ最高の食材なのです。
問題はどうやって料理するかですが、もちろん刺身のような食べ方は、独特の臭みがあるためにできません。
コツは臭みを十分に消すことです。氷水で洗い、お酒を入れた熱湯で茹でると血合いの臭みを取ることができます。生姜を入れるとさらに臭みは取れるでしょう。
おすすめの調理法は、唐揚げとしぐれ煮です。どちらも臭みを十分に取ってから、生姜またはニンニクをたっぷり使って下味を付けて調理します。
臭みを感じることもなく、美味しく食べることができるでしょう。
お酒のつまみにも、ご飯のおかずにもなるので家族全員で食べることができます。肉厚でしかも安価でたくさん売っていますから、家族全員お腹いっぱい食べることができるでしょう。
スーパーでマグロの血合いを見かけたら、ぜひ作ってみてください。