マグロは誰でも好きな魚ですが、健康面でも体に良い食品として知られビタミンが豊富で低カロリーと高い栄養価がある食材です。
マグロの赤身部分は低カロリーで脂肪も少なく良質なタンパク質として知られていますが、タンパク質からエネルギーを生産するビタミンB6も含まれているため効率よく摂取すことが出来ます。
マグロの脂には健康関連の雑誌やテレビで良く取り上げられる「必須脂肪酸」であるDHAやDPAが豊富に含まれています。
EPAは中性脂肪を正常に保つ働きや、心臓・血管と言った循環器系の病気に対して発症リスクを減らす働きがあり、DHAは脳や神経に対して効果があり、記憶力や学習力の改善や維持が期待できることから老化防止にもつながります。
動脈硬化も生活習慣病の一つで、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの病気を引き起こす可能性もありますが、マグロに含まれるタウリンが動脈硬化を防ぐ働きをします。
また疲労回復に有効なペプチドが豊富に含まれてるので、毎日の疲れを軽減することにも役立ちます。
このようにマグロは健康に欠かせない各種の栄養素を持つ食材で、1日数切れを食べることで各種栄養素を摂取出来ることから人気があります。
子供からお年寄りまで人気の有るマグロは、美味しいだけでなく健康に必要な栄養素も多く含み、今でも健康に役立つ成分について研究がされていて、一部は健康補助食品(サプリメント)などにも利用されています。
脳の働きに重要なオメガ3を多く含むことから、体の健康だけでなく精神安定効果も期待できると言われています。