マグロはいまは世界中で食べられている非常に馴染み深い魚です。マグロと言っても様々な種類が存在し、世界中で食べられているものも様々な種類が食べられています。主な種類として太平洋クロマグロ、大西洋クロマグロ、ミナミマグロ、キハダマグロ、メバチマグロ、ビンナガマグロ、タイセイヨウマグロ、コシナガマグロの8種類が世界各国で食されてます。
最近のデータで一番漁獲量が多い国はインドネシアになります。第2位が台湾、第3位が日本、その後はスペイン、メキシコ、イラン、韓国と続く傾向にあります。インドネシアの漁獲量は2位以下の国と比べても圧倒的な量です。
インドネシアの漁獲量が圧倒的に多い理由は近海に漁場が多いからです。漁場の一部がミナミマグロの生息海域と重なっているため漁獲量も多くなっています。インドネシア国内での消費量は少なく、主に日本など海外への輸出用となっています。世界中からニーズがあるためインドネシアの漁師たちがこぞってマグロ漁に参入していたり、海外資本が入って漁を行っているので漁獲量が他の国と比べて圧倒的に多くなっている理由でもあります。
第2位の台湾も同じような理由で漁獲量上位につけています。
単純に国内消費を目的としているのが日本です。日本国内で流通しているマグロの量が消費量に追い付かないため、他国からの輸入で補っているというのが現状となります。
日本人には馴染み深い魚ですが現在食べている国内のほとんどが外国産だというのが現状です。