マグロ好きの日本人がマグロを食べ始めたのは縄文時代の頃が始まりと言われ、とても長い歴史を持っています。
今でこそ頭はほほ肉や頭肉など希少部位として人気がありますが、以前は目玉も含めて全て廃棄されていました。
ところが最近ではマグロの目玉は栄養価が高い食材として、スーパーなどでも見かけることが多くなっています。
マグロの目玉には不飽和脂肪酸のひとつで、脳の神経細胞の主成分であるDHA(ドコサヘキサエン酸)が大変豊富に含まれています。
このDHAは食べることによって小腸で吸収され、血液に乗って脳へ集められて脳の活性化に大きく関与します。
学習能力や記憶力に良い影響を与える栄養素として注目されており、特に子供の脳の成長期に摂りたい栄養素です。
同じ不飽和脂肪酸のひとつ、EPA(エイコサペンタエン酸)も豊富に含まれています。EPAには血液の凝固を防ぐ作用があることが確認されているので、血液がサラサラになり脳梗塞や心筋梗塞など心疾患や脳疾患の予防に効果があります。
また、マグロの目玉には私たちの生命の維持に必要なビタミンB1も豊富に含まれており、糖質をエネルギーに変える作用があることや、疲労回復にも大きな効果があるとされています。
この他にも美容効果に優れているコラーゲンも豊富であるなど、正にマグロの目玉は栄養の宝庫です。鮪バル・27マルシェでは、この栄養豊富なマグロの目玉を白ワイン蒸しで味わうことができます。