日本人にとって刺身といえばマグロという様にマグロは欠かせない食材です。
一口にマグロといっても、カジキマグロやインドマグロなど様々の種類がありますが、生物学的にマグロと言えるのは本マグロと呼ばれるクロマグロです。
この魚は、部位により食味が異なる為に、様々の名前がついています。特に有名なのが脂肪分の多い腹なかを指す大トロです。この大トロはまろやかで深みがある味が特徴で多くの方々に好まれています。
少し脂肪分が少ない部位として、大トロがから続く腹しもや背なか背しもの部分からとれる中トロです。中央部の筋肉が発達した部位からは赤身がとれます。こちらはさっぱりした味わいでたたきなどで利用されます。その他の有名な部位として、かぶとやきで出てくるほほ肉やかまなどがあります。また、ネギトロで使われるなかおちも見逃せません。
この様に様々の味わいが異なるマグロは日本の食卓に欠かせないものですが、多くの水揚げを誇るのが船橋市場です。
日本一のマグロと取り扱い業者を有する船橋市場は、日本のメトロポリスである東京を背景として様々の魚を扱っています。
船橋市場に行けば、街中ではめったに手に入らない脳天や目玉などの珍しい部位を業者でなくても購入できます。
船橋市場はこの様な鮮魚の卸売以外にも業者以外の方を対象にした様々のグルメスポットがあります。
もともとは仲買業者が食事をとる為に設営されたのですがそれが発展して、和食から洋食にいたるまでの様々の食事ができます。鮮魚はもちろん船橋市場で水揚げされたもので新鮮そのもので、一見の価値があります。