マグロは国内で流通しているものの、およそ半分の量、20万トン以上が輸入されているという統計があります。
世界中で水揚げされているマグロの総数に対して、国内では約3分の1を消費していて、日本人はマグロ好きな方が多いことが分かります。
国内で水揚げされているマグロは高級品として取り扱われているのですが、輸入マグロであっても実際には味わっても変わらないほどの良好なものも増えている傾向にあります。
マグロの性質上として、長距離を輸送することが非常に困難でもあり、冷凍してしまうと味が落ちてしまいます。
そこで輸入先になるのは日本の近海で獲られているものが主流とされているので、太平洋近海で漁場や日本海近海などがメインになります。
輸入マグロは普通の飲食店でも食材として仕入れていることも決して珍しいことではありません。
飲食店で日本産の本マグロを使うと、かなりの高額メニューになりますが、輸入マグロを取り扱っている飲食店ではリーズナブルな価格ながら、十分な美味しさを実現していることも目立ちます。
現在では飲食店の多くで使う食材の原産地などを表示していることが目立つようになりましたが、マグロの場合でも、輸入品であることを提示しているお店もあります。
輸入品といっても新鮮な状態で送られていることになり、化学性の物質や添加物などを一切使用していないものが多く出回っている状態なので、安心して飲食店を利用できます。
安くて美味しいマグロを堪能するには、敢えて輸入マグロを目指すということも間違いではありません。